フリーランス麻酔科医って、実際どれくらい稼げるの?
医局時代と比べて、収入は増えるの?減るの?
私もフリーランスになる前、一番気になっていたのはやっぱり「お金」のことでした。
この記事では、私が経験してきたフリーランス麻酔科医の収入のリアルを、
医局時代との比較も交えながら正直にお話しします。
フリーランス麻酔科医の収入モデル(私のケース)
夢を見すぎるとギャップがあるかもしれない
正直に言うと、私の収入モデルは「フリーランス=超高収入」を期待している人には、そこまでインパクトがないかもしれません。
週7日で複数のバイトを掛け持ちして、年収何千万と稼いでいる人もいますが、
私は**「生活の質」を重視**して働いています。
私の選んだスタイル:生活の質を最優先
- 週4日勤務
- 週休3日
- 当直・オンコールなし
という条件で働いています。
それでも、医局時代より年収は約500万円アップしました。
「無理なく、規則正しく」働きながらも、
収入アップと生活の質向上を両立できたのは、フリーランスにして本当に良かった点です。
医局時代との収入比較
年収は約500万円アップ
フリーランスに転向してから、年収は約500万円アップしました。
残業や追加勤務もきちんと支払われるため、**「働いた分が正当に収入になる」**という感覚があります。
ボーナス・福利厚生はなくなったがカバー可能
フリーランスになると、ボーナスや住居手当などはなくなります。
私もそうでしたが、給与で十分にカバー可能だったので、大きな不安は感じませんでした。
むしろ、毎月しっかりと収入が入る形になったことで、精神的にも安定しました。
引越しでチャンスを広げた
勤務地の選択肢を広げるため、私は都内へ引越ししました。
家賃は上がりましたが、家も広くなり、アクセスも向上。
収入アップのおかげで、家賃負担も無理なく対応できています。
収入が安定するためにやったこと
常勤・非常勤・スポットバイト…選択肢は意外と多い
転職活動をしてわかったのは、
常勤・非常勤のほかに、スポットバイトという単発案件も豊富にあること。
募集頻度を見ていると、
**「場所を選ばなければ、いつでもどこかしらで働ける」**という安心感が得られます。
複数の病院と契約+スポットで柔軟に
私は複数の病院と契約しつつ、空いた日はスポットバイトで埋める形にしています。
これで収入源が分散され、安定感が増しました。
資産形成も「安定」の一部
生活コストの見直しや、
余剰資金をインデックス投資などに回すことで、
お金の不安はさらに軽減されました。
**「稼ぐ力+守る力」**が安定のカギだと実感しています。
フリーランス麻酔科医の収入のメリット・デメリット
【メリット】自由度の高さと納得感
- 自分の考え方次第で収入や働き方を調整できる
- 契約内容がはっきりしていて、自己犠牲が減る
- 自分の仕事に責任感と納得感が持てる
【デメリット】安定性と自己管理の必要性
- 収入の不安定さ(閑散期の波)
- 福利厚生が弱い(住居手当などがない)
- まとまった長期休暇が取りづらい
- 契約時の交渉力が必要
- 税務管理などの事務作業も自分でやる必要がある
まとめ:収入は「自由」とセットで考える
フリーランス麻酔科医は、
**「ただ稼げる」「自由で楽」**というイメージが先行しがちですが、
実際はバランスが大切です。
- 自分が何を優先したいのか
- どこまで自分で管理できるのか
を見極めながら、働き方を選んでいくことが重要だと感じます。
家計の見直し、案件のリサーチ、資産形成――
小さな行動を積み重ねることで、不安は着実に減っていきます。
フリーランスという選択肢は、あなたの人生の自由度を広げるもの。
ぜひ、あなたなりの「安心できる自由」を作っていってください。
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