フリーランス麻酔科医になる不安とその対策を全て書きました

メンタル・コミュニケーション術

「医局を辞めて、フリーランス麻酔科医になる」

それは、自由を手に入れる働き方であると同時に、
多くの不安を抱える道でもあります。

私もかつては、医局に所属し、週5日勤務・当直の生活を送っていました。
日々の業務に追われながらも、「本当にこのままでいいのか」と思い続ける日々。
そして思い切って飛び出したのが、フリーランスという道でした。

でも正直に言えば、
「仕事が本当になくなったらどうしよう」
「新しい現場でうまくやっていけるのか?」
「トラブルが起きたとき、自分だけで対応できるのか…?」
そんな不安は、ずっと頭から離れませんでした。

この記事では、私が実際にどんな不安を抱えたのか、そしてどう乗り越えてきたのかを、包み隠さずお話しします。

収入が不安定になること

一番の不安はやっぱり「お金」のこと

医局にいると、働いても働かなくても給与が自動的に振り込まれる「安心感」がありますよね。
でもフリーになると、「来月の案件が全部なくなったらどうしよう…」という不安がつきまといます。

不安を減らした“最初の一歩”は、家計の見直しだった

私はまず、家計を見直して自分の生活費の実態を把握しました。
どのくらい稼げば暮らせるのか?無駄な支出はどこか?
それがわかると、「本当に必要な金額」が見えるようになり、不安が減りました。

不安が減ると、“学び”にも身が入る

お金の流れが明確になると、自然とマネーリテラシーも上がります。
税金や保険、節約や投資など、情報が“自分ごと”になるからです。

案件探しを“行動”に変えたら不安はリアルに変わった

転職サイトを使って案件を実際に眺めるだけで、「こんなにも選択肢があるのか」と気づきました。
相場観や需要がわかると、漠然とした不安はかなり薄れます。


新しい現場での人間関係が不安だったこと

フリーランスは“毎回が初対面”

医局では見知った顔ぶれと働くのが当たり前。
でもフリーになると、病院ごとに現場も人も違います。
「うまくやれるのか?」という緊張感は常にあります。

実際に働いてみてわかったこと

私が感じたのは、挨拶と受け答えをしっかりするだけで、年齢に関係なく対等に接してもらえるということ。
逆に、態度が悪いと、どんなに経験があっても敬遠されることもあります。

フリーランスは「しがらみ」がない分、礼儀が評価に直結する世界なんだと実感しました。


すべて自分でマネジメントしなければいけない不安

トラブルや契約も、自分の責任になる

勤務日・契約・給与交渉・勤務先との連絡――
すべて自分で管理する必要があるので、最初は混乱しました。

タスク管理アプリが救ってくれた

私は忘れっぽいので、タスク管理アプリを導入。
紹介会社とのやり取り、ZOOM面談の日時、契約条件などを一覧で可視化して、
“頭で覚える”のではなく“仕組みで回す”ようにしてから、かなりラクになりました。

交渉力も少しずつ育てていく

最初は「お願いする」気持ちで交渉していましたが、
経験を積むうちに「これは受けられません」「この条件なら可能です」と自分の意見を伝えることの大切さを学びました。


まとめ:不安を乗り越えるために必要なこと

不安は“知らない”からこそ生まれるものです。
でも、ほんの少しでも行動を起こせば、その不安は具体的な手応えに変わっていきます。

  • 家計を見直す
  • 転職サイトを眺めてみる
  • タスク管理を始めてみる

そんな小さな一歩を積み重ねることで、
それが“助走”となり、“習慣”となり、あなた自身が変わり始めます。

このブログでは、私の体験を通して、
不安と向き合いながらも「自分らしい働き方」を選びたいあなたを応援していきます。

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